コラム
感染症対策として始められたことに「テレワーク」ともう一つ「宅飲み」があります。皆さんは外で飲む代わりに、宅飲みをよくされましたでしょうか?宅飲みでは、居酒屋と異なりおつまみを自分でそろえる必要があります。そんな時に最適なおつまみを探してみましょう。
最近よく耳にする「宅飲み」とは、文字通り「居酒屋などの外ではなく、自宅でお酒を飲むこと」を指します。一人でお酒を楽しむ場合以外にも、友人や知人を招いた少人数での飲み会ということも考えられます。
その背景には長い自粛期間や感染症対策への意識が根付いたことにより、不特定多数が集まる居酒屋などを訪れることへの抵抗や自己防衛があります。また、「低コストでお酒を楽しみたい」、または「インドアな趣味とお酒を一緒に楽しみたい」といった趣向によるものもあります。
外出の必要がないことや、各自でお酒やおつまみを調達することで出費を抑えることができるというメリットはありますが、準備が面倒であったり、家にいる安心感から飲み過ぎてしまったりというデメリットもあります。
このような事情を踏まえ、最近はレンタルスペースでの疑似的な宅飲みを楽しめるサービスもあります。家で用意するには面倒な設備やゲーム、DVDなども楽しめるサービスは、いつもの宅飲みとは違った非日常が味わえます。
また、自粛期間に盛んだったオンライン飲み会も健在で、最近では時間無制限で仲間どうしの顔合わせをサポートするサービスも登場しています。
宅飲みではおつまみをスーパーなどに買いに行くことがほとんどです。いろいろあるおつまみの中で、宅飲みのおつまみにはサバ缶もおすすめです。
サバ缶は味噌煮のように味付けされたものも販売されており、そのまま出しても普段のごはんのおかずとして美味しく食べられ、料理の時間短縮や材料費の節約になります。
食材としての価値は高く、脂肪に含まれるEPAやDHAは健康維持には欠かすことのできない栄養素で、特にお酒を飲む方に多い栄養の偏りを解消するには最適です。
サバ缶は1缶単位で安価に購入できるのも大きな魅力です。定番の味噌味などに加え、バルサミコ&ブラックペッパー味など種類も豊富なので、自分の好みに合ったものを探すことができます。
宅飲みのおつまみにはチーズやナッツなど定番の物が考えられますが、カロリーや塩分が気になるならヘルシーな野菜スティックがおすすめです。
作り方も簡単で、ニンジンやセロリなど、冷蔵庫に残っている野菜をスティック状にカットし、コップなどの器に盛り付ければ完成です。色とりどりの野菜で盛り付けられたおつまみは見た目にも美しく、いろいろな味が楽しめます。特に水分の多い胡瓜は、酔いが回った時に食べると、口当たりがサッパリします。
ディップソースも工夫次第でいろいろと楽しめます。味噌とマヨネーズでソースを作ったり、マスタードやワサビと組み合わせたりするのも一案です。自分で作るのが面倒なら、通販などでディップソースを購入できます。
宅飲みをする機会が増えましたが、そんな時におすすめできるおつまみに冷凍枝豆があります。
枝豆の栄養成分であるタンパク質には、メチオニンという物質が含まれており、肝機能の向上やアルコールの分解を手助けしてくれる効果があります。ビタミン類では、ビタミンCやビタミンB1といった成分があり、二日酔いに効果があります。
その他にも、シジミに含まれていることで有名なオルニチンも含まれており、これも肝臓の働きをサポートしてくれます。
また、冷凍保存されている状態なので保存性がよく、いつでも解凍してお酒のおつまみとしやすい点も、冷凍枝豆をおすすめする理由になります。
宅飲みのおつまみと言えば、定番なものでは焼き鳥、から揚げ、枝豆、刺身、餃子、チーズ、ナッツ類、スナック類が上位に来ます。しかし、これら以外におすすめできるおつまみにビーフジャーキーがあります。
お酒を飲むとアルコール分解のため亜鉛が必要となります。すると体内の亜鉛が不足し、味覚障害を引き起こします。また、アルコールには利尿作用があるため、尿と一緒にナトリウムも排出されます。
しかし、ビーフジャーキーは塩味がついているうえ、亜鉛や鉄分などのミネラルも豊富です。お酒のおつまみにするだけで、亜鉛やナトリウムを補給できるのです。
ビーフジャーキーは赤身肉が原料のため、高タンパク・低カロリーの優良食品です。使用している牛肉の部位や産地はもちろん、味付けもバラエティーに富んでいるので、いろいろな味が楽しめます。赤身と脂身のバランスがよいもの、特製の醤油ダレに漬け込んで仕上げた風味豊かなものなど、好みに合わせて選べるのもメリットです。
宅飲みとは、外のお店で飲まず、自宅でお酒を飲むことを指します。安価に抑えられる反面、おつまみを自分で用意しなければならないというデメリットはあります。宅飲みで用意するおつまみとして、サバ缶、野菜スティック、冷凍枝豆、ビーフジャーキーがおすすめです。サバ缶はEPA、DHAが豊富なうえ、缶さえ開ければそのままおかずにもなります。野菜スティックは冷蔵庫に残っている野菜で準備できることもあります。冷凍枝豆はメチオニン、オルニチンという成分も含まれ、体にも安心な食品です。ビーフジャーキーは低カロリー・高タンパクが特徴の有料食品で、袋から出すとすぐ食べられます。次の宅飲みのため、保存がきくビーフジャーキーを買い込んでおきましょう。