アウトドアコラム
前回はトレッキングに持って行くおやつとして、ドライフルーツ、羊羹、梅干しを紹介しました。皆さんはトレッキングに行くとしたら、何を選びますか？「この中には無い」という方もいるかも知れません。それでは、トレッキングに相応しい、上記以外のおやつを考えてみましょう。
ゼリー飲料は普段の生活でも手軽に摂れるおやつですが、トレッキングの場面においてはとても頼れるおやつになります。
セリー飲料自体、基本的にサイズが大きくないものが多く、大抵は歩きながらでも数十秒程度で食べることができます。登山中に手に持って手軽に栄養補給ができるので、トレッキングの際にサッと食べるのには手頃です。
また、ゼリー飲料は実にさまざまな種類があります。単純にブドウ糖といった栄養素がたっぷり含まれているような物や、ビタミンやミネラルといった栄養素をふんだんに含んだ物まで実に種類は豊富です。
どのような種類でも、運動に必要なエネルギーも豊富に含まれているので、トレッキングでの活動を続ける面でとても重宝されます。
トレッキングでのおやつにナッツ類が重宝される理由としては、栄養価が豊富な点があります。ナッツ類は、健康食品としても食べられているほどで、タンパク質、脂質、ミネラル、食物繊維といった、トレッキングに限らず普段の食事でも必要な栄養素が豊富に含まれています。
糖質としても分解されるような成分も多くあり、エネルギー源としては非常食にもなりうるレベルです。
また、味付けされている種類もあり、塩分が多めならトレッキングで失った塩分を補給できます。また、メープルなどが塗られているのなら糖分をより摂取できるので、エネルギー源としての価値もあります。
もちろん、一つ一つは小さくて食べやすく、しかも重さを感じないため持ち運びが容易です。ナッツ類は、おやつの中でも主食レベルのエネルギー源になるほどのポテンシャルがあります。
トレッキングのおやつに飴が定番である理由は、何と言ってもその手軽さにあります。飴は基本的に一粒が小さいので、手軽に食べることが簡単です。
袋を開けて取り出せばすぐに口に入れることができます。ゴミも小さいので持ち帰りの苦痛もありません。
また、飴一粒は小さいため栄養補給を一気にはできませんが、長時間口の中に含んでいることができます。持続的に栄養補給ができるので持久力を維持しやすく、長時間のトレッキングには特に向いています。
炭水化物が主な成分なので、運動の際のエネルギー源になるだけではなく、つらい時の気分転換にもなる点でもトレッキングの味方になります。
塩分やクエン酸といった、汗が出した塩分補給や疲労回復を期待できるものもあるので、小さくても侮れないおやつなのです。
ビーフジャーキーはトレッキングにおいて、栄養を手軽に補給できる優良なおやつです。トレッキングをしていると、どうしても汗をかいてくるので、塩分をたくさん失ってしまいます。ビーフジャーキーは塩分が豊富であり、塩分補給にもってこいです。
また、汗は塩分だけではなくミネラル分やビタミンを体外に同時に排出しますが、ビーフジャーキーは亜鉛やカルシウム、ビタミンB群といった栄養分も豊富に含んでいます。不足しがちな栄養素の補給を手軽にしやすいので大変おすすめです。
さらに、長時間の運動をしていると糖分がどうしても不足します。その際、筋肉についても分解されて栄養分を補うようになっています。ビーフジャーキーはタンパク質も多いので、筋肉の減少を抑えてスタミナの維持ができるようになっています。もちろん、手軽に持ち運びできるので、とてもおすすめなおやつです。
ゼリー飲料はサイズが大きくないものが多く、大抵は歩きながらでもサッと食べられ栄養補給もできるので、トレッキングにはおすすめです。ナッツ類にはタンパク質、脂質、ミネラル、食物繊維といった栄養素が豊富に含まれています。もちろん一粒は小さいので、袋から取り出して簡単に食べられるためトレッキングにはおすすめです。
飴は小さくて食べるのも簡単です。一粒口に入れればしばらくは舐めていられ、持続的に成分を吸収できます。成分によっては塩分補給や疲労回復にもなります。
赤身肉が使われたビーフジャーキーはナトリウム、亜鉛、鉄、ビタミンB群、タンパク質等を豊富に含んでいます。トレッキングに持って行けば、汗をかいた時の塩分補給、疲れた時のエネルギー補給になるので特におすすめです。
おやつと言えば甘い物が定番ですが、ビーフジャーキーのように甘くなく栄養素も豊富なおやつもぜひお供にして下さい。
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