カクテルに使われるスピリッツの種類と味の特徴とは

コラム

カクテルとはどういうお酒かご存知でしょうか?ここではカクテルというお酒について調べてみましょう。またベースとなるお酒の中で4大スピリッツと呼ばれるウォッカ、テキーラ、ジン、ラムの味の特徴や、代表的なカクテルを取り上げてみましょう。

カクテルとは?

カクテル(cocktail)とは、ベースとなる酒に、果汁、炭酸水、氷、香料などを混ぜ合わせて作ったアルコール飲料を指します。氷や器具を使って冷やしながらお酒に何かを混ぜたり、温かい飲み物にお酒を混ぜたりして作ります。

カクテルはいろいろな呼び方があり、時間が経つと味が落ちやすいカクテルをショートカクテル、逆に時間をかけて味わえるカクテルをロングカクテルと呼びます。また食前に飲むアペリティフ、食後に飲むディジェスティフ、食前食後を問わないオールデイカクテル、リラックス効果があり寝る前に飲むナイトキャップカクテルなどという呼び方もあります。

ベースとなる酒は、ウォッカ、テキーラ、ジン、ラムなどがよく使われ、これらを4大スピリッツと呼びます。

ウォッカにオレンジジュースを混ぜたスクリュードライバー、トマトジュースにウォッカを混ぜたブラディメアリーなど、名前の知れた何種類ものカクテルがあります。

カクテルに使われるウォッカの味の特徴と代表的なカクテルとは?

ウォッカは、トウモロコシ、ライ麦、大麦、小麦などの穀物を原料とする蒸留酒で、原酒を活性炭でろ過して作るため、無色透明で爽やかな香りがあります。

ジュースで割ると酒臭さが消えて飲みやすくなるので、女性に人気があります。アルコール度数は40%くらいが一般的で、ものによっては90%を超えるものもあります。

ウォッカベースのカクテルは、スクリュードライバー、ソルティドッグ、モスコミュールなどがあり、アルコール度数が10%程度でお酒に弱い方向けでのものとして有名です。

お酒に慣れている方向きのものにはコスモポリタンやロングアイランド・アイスティー、ウォッカ・コリンズなどがあります。

また、お酒が好きで強い方向けのカクテルとしては、ウォッカ・マティーニやスレッジハンマー、ブラック・ルシアンなどがあります。

カクテルに使われるテキーラの味の特徴と代表的なカクテルとは?

テキーラはメキシコのリュウゼツランと呼ばれる植物を原料とし、独特の香りを特徴とするアルコール度数の高い蒸留酒です。本来は食塩を舐め、ライムを口に絞りながら飲むのが正統派の飲み方とされています。

テキーラを使ったカクテルでは、塩でスノースタイルを作り、そのグラスの中にシェークしたお酒を注ぎこむことで完成するゴールデン・マルガリータがあります。やや甘味のあるカクテルで、オレンジキュラソーとレモンジュース由来の柑橘系の爽やかな香りを楽しむことができます。

テキーラサンライズも昔から非常に人気のあるカクテルです。「日の出」を意味する言葉通り、美しい朝焼けをイメージさせる外観に仕上がるのが特徴です。オレンジジュースを強く感じるカクテルで、テキーラの陽気さを感じさせてくれるお酒です。

他にはさっぱりした酸味で飲みやすいマルガリータも人気があります。

カクテルに使われるジンの味の特徴と代表的なカクテルとは?

ジンは大麦、ライ麦、ジャガイモなどを原料とし、ジュニパーベリー(ねずの実)という植物の上を流すことによって、独特の香りづけをした蒸留酒です。

スッキリしたキレのよい味わいと香草の香りが特徴ですが、蒸留酒の中では比較的個性が強くないうえ、無色で味や香りにも原料の要素が少なく、カクテルの材料として非常に人気があります。

ジンベースのスタンダードカクテルとしてはジントニックやマティーニの他、ギブソン、 ギムレット、アラスカ、ジン・ビターズ、ホワイト・レディなどがよく知られています。

中でもジンとライムの相性は抜群によく、ジンのシャープな味わいとライムの円やかな酸味と香りが爽快なジンライムは大変人気があります。

カクテルに使われるラムの味の特徴と代表的なカクテルとは?

ラムとは、サトウキビを原料に作られる蒸留酒のことです。サトウキビが原料であることから、ウイスキーより甘味が強いことも特徴としてあげられます。

冷涼な地域で作られるウイスキーとは異なり、ラムの生産国はカリブ海を中心とした南の国になります。

ラムは映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」で海賊たちが飲んでいたことや、近年人気のラムベースのカクテル「モヒート」の影響もあり、どこか陽気でワイルドな夏っぽいイメージのお酒です。

ラムベースのカクテルとしては、ラムをソーダで割ってミントを添えたモヒートや、ラムとライムジュース(またはレモンジュース)と砂糖で作るダイキリ、ラムとレモンジュースとコアントロー(オレンジ風味のリキュール)を同量で割ったXYZなどがあります。

カクテルに使われるスピリッツの種類と味の特徴について

カクテルとは、ベースとなる酒に、果汁、炭酸水、氷、香料などを混ぜ合わせて作ったアルコール飲料になります。ウォッカはトウモロコシなどの穀物を原料とする蒸留酒で、無色透明で爽やかな香りがあります。

テキーラはメキシコのリュウゼツランと呼ばれる植物を原料とし、独特の香りを特徴とするアルコール度数の高い蒸留酒です。ジンは大麦、ライ麦、ジャガイモなどを原料とし、ジュニパーベリー(ねずの実)という植物の上を流すことによって、独特の香りづけをした蒸留酒です。ラムとは、サトウキビを原料に作られる蒸留酒になります。 それぞれのスピリッツに名の知れた多くのカクテルがあります。これらのカクテルは雰囲気のあるバーなどで飲みますが、ビーフジャーキーをお酒のお供に飲むとカクテルの味もまた引き立つでしょう。

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